黒部名水マラソン完走記の序章1
5月25日(月) 晴れときどき曇り
さてと、黒部名水マラソンの完走記ですが、今日はその序章ということで、走りまでは至りません。失速したレースは書き始めるのが億劫なので序章がどうしても長めになります。
***完走記(序章)ここから***
マラソン前日の23日土曜日、天気予報を見ると東日本はほぼ好天で雨の心配は全くない。朝起きてから出発の準備を開始した。日差しがきつそうなので、ランシャツではなく白のランT、下はランパン。アームサポーター、ふくらはぎサポーター、太ももサポーターも用意。前二者はサポーター用途ではなく日焼け防止のためである。
シューズは迷ったが、無難なウェーブマーキュリーにした。インソールは耐衝撃性の高いものを持参したが、厚くてかかとのホールド感が頼りないため、結局使わなかった。
昼前にラーメンライス(カーボローディングのつもり)を食べてから出発。北鎌倉まで徒歩。横須賀線、上野東京ライン、京浜東北線を乗り継ぎ蒲田駅到着。東口に出て猥雑な近道を10分ほど歩くと京急蒲田駅に出る。そこから羽田行に乗り込んだ。自宅から羽田空港まで335円の出費で済んだ(ICカード利用、北鎌倉-蒲田間は通勤定期利用)。
羽田空港でチェックインしてターミナルまで移動、少し待ってから乗機。飛行機は定刻通りに羽田出発。天気がよくてお台場やだだっ広いJR品川駅付近がよく見えた。遠くには富士山も少しだけ見えた。
東京と富山間を陸路で行くと北アルプスを迂回しなければならず、開業した北陸新幹線でさえかなりの走行距離になるのだが、直線距離ならばたかだか250km程度である。1時間程度で行けてしまう空路が断然おすすめである。あえて新幹線開業のメリットを挙げれば、開業により対抗上航空料金が安くなったことである。というわけで、今回の遠征での航空料金は往復19480円で済んだ。
さて、富士山が雲で見えなくなってしばらくすると北アルプスが見えてくる。私は登山好きでありながら北アルプスには詳しくない(メジャーを嫌うひねくれものなので)ので、山の区別がつかないのであるが、せめて後立山連峰くらいは見てすぐにわかる程度になりたいと思う。
そうこうしているうちに海に出て左側に能登半島が見えてくる。左側の窓際席を選んでよかった。そしてぐるっと回って海側から富山空港へ降下。空港は意外に市街地に近くて、危ないんじゃないかと思えるような高度でランディング。よく住民から苦情が出ないものである。
降りてすぐに空港バスに乗り富山駅へ。この間約20分、410円である。近くて安くて便利。やはり富山は空路ですな。
駅前で電車やバスの時刻表をチェック。まず早朝のあいの風とやま鉄道の時刻表を見る。あいの風とやま鉄道とは新幹線開業によりJRが手放して第三セクター化した旧北陸本線である。
わかってはいたが、マラソン事務局からの事前案内の通り、受付に間に合うように富山駅を出る電車は5本しかなく、混雑を嫌うならば5時55発に乗るしかないようだ。一応富山地方鉄道の時刻表も見てきたが、こちらは電鉄黒部駅まで延々1時間もかかってしまうので最初から対象外。新幹線の時刻表も確認。6時35分のはくたか552号がある。これならばわずか13分で黒部宇奈月温泉駅に着いてしまうのだが、如何せん料金が1440円である。
こんなことで悩むならば黒部とか近くの魚津に宿泊すればよいのだが、宿泊キャパシティが小さく予約できなかったのである。
来年の富山方面からの参加者のために、富山から黒部までの移動手段についてまとめておく。
あいの風とやま鉄道:富山→黒部\660(約30分)
富山地方鉄道:電鉄富山→電鉄黒部\810(約1時間)
北陸新幹線:富山→黒部宇奈月温泉\1440(約13分)
帰りの交通手段についてもチェック。帰路の飛行機は富山空港1550発なので富山駅1445の空港バスに乗る必要がある。それに間に合うあいの風とやま鉄道は、黒部発1315か1404。マラソンのスタートは9時ジャスト。3時間35分で走るとして1235フィニッシュ。完走証だの着替えだのなんだかんだで30分、シャトルバスで20分必要、となると黒部駅1315には全然間に合わないではないか。そのあとの1404発だと富山駅に到着が14時半頃になり、空港バスまで15分しかない。お土産を買う時間さえないではないか。
うーん、そういうことを調べてから帰りの飛行機を選べばよかったと思うが、後の祭りなのであった(実際には失速してフィニッシュが遅れたため1404黒部発でもあまり余裕がなかった)。
とにかく明日の行動予定は決まったので、夕食タイム。店探しを兼ねて富山市街地をぐるぐると見物。富山市には路面電車が多数走っている。私は札幌生まれなので札幌の路面電車(市電と呼ばれていた)華やかなりし頃を知っているおり(何しろ古い人間なので)、富山の風景にどこか懐かしさを覚える。写真は新型車両らしい黒い電車、カッケー!
どうも富山は総曲輪(そうがわ)というところが繁華街らしい。地図を見てそう直感した私は徒歩で駅から東側に向かった。市役所の横を通ると展望台が無料開放とある。ちょうど夕陽が富山湾に沈まんとする時刻なので、展望台から見ればきれいだろうと早速展望台へのエレベータに向かったが、この日だけ整備点検でお休みとのこと。残念至極。
さらに東に進むと、途中で運河のような松川という川を渡る。きれいに整備されていて心癒される場所だ。
その西側は富山城の城址。城址といっても一部の建物や石垣が残り風情がある。このメインストリートを城址大通りというらしいのだが、ところどころ分離帯にケヤキ並木のあるところが仙台を思い出させる。富山市、なかなかやるな。
結構歩いてようやく繁華街に着いた。アーケードになっていて、その雰囲気は仙台のそれにも札幌の狸小路にも似ている。ますますやるな、富山市。
さまざまな店が並ぶが、土曜日なので居酒屋は混雑しており一人で入れる雰囲気ではない。そこであれこれ探し回って小さな小料理屋に入った。カウンター6席だけの店である。そこで寿司コースを頼む、もちろん(?)ビールも。お通しから始まり小鉢やお造り、焼き物が出てきて最後にお寿司をいただいた。満足です。瓶ビール2本を飲んでしまったのでやや酔いが回ったまま外に出た(写真はお造り)。
ふと明日の朝食用にコンビニでおにぎりを買うべきことに気づいた。駅方面に戻り、目についたコンビニに入るとおにぎりの棚は空っぽ。そこで気づいたのだが、明日のマラソンのために富山に宿泊する人はかなりいるはずで、彼らは当然朝食用のおにぎりを買うため在庫払底したのだ。あわてて他のコンビニへ。悪い予想は当たりおにぎりはここでも売り切れ。
弱った。無い知恵絞るがやや酩酊状態なので名案浮かばず、あてもなく駅方面へ。そういえば駅構内でもおにぎりを売っていたなと気がつき、鱒ずしなどを扱う土産もの屋さんを覗くと四個だけ残っていた。アサリしぐれを即刻二個購入、360円也。
これで安心できたので、この店の隣にある立山そばに突入。酔いざめのフィニッシュかけそばを頼んで食べた。立ち食いそばにしては美味しい。地方に行くほど立ち食いそばはうまいというオイラの法則の正しさが証明できた。フルマラソン前夜にビール、寿司、そばをガンガン食べていいのかという問題はあるにせよ。
ようやくホテルに帰還。富山に着いてから、ホテル往復、総曲輪まで往復、その他横道への散歩などでずいぶん歩いてしまった。岩本能史著「非常識マラソンマネジメント」によれば、マラソン前日は観光したくても我慢して極力歩かないこととあるのだが、その掟は完全に破られてしまった。まして、昼も自宅-北鎌倉間6kmを歩いている。
ホテルに戻ってシャワー、そしてベッドに入ったが寝付けない。どうも部屋が乾燥しすぎのようだ。チェックインしたときに乾燥防止で濡れ手拭いをハンガーに掛けておいたのだがそれがすでにカンカラカンに乾いている。これはいかんとまた濡らして掛けるが、一瞬寝付けても乾燥のせいで二時間おきに目が覚めた。そのたびにソルティライチを飲んだ。
ぐっすり眠れぬまま4時に目が覚め、もう寝ちゃいられんと思ったので、早すぎるがマラソン準備開始。こんな早朝でもNHKは放送しており、漫談や落語などを見ながら準備をした。ホテルを5時半にチェックアウト。
前夜のビール、寿司、フィニッシュそば、寝不足、歩き過ぎを引きずりつつ0555富山発のあいの風とやま鉄道に乗車。朝から天気良好、日差し強すぎ。
***完走記(序章)今日はここまで***
まだまだ序章で引っ張ります。
今日は筋肉痛の脚をさらに痛めつけるようですが、電車賃節約のため往復徒歩通勤としました。
ラン資金 -5792円(遠征費\26190をマイナス)
月間走行距離 258km
年間走行距離 1269km
さてと、黒部名水マラソンの完走記ですが、今日はその序章ということで、走りまでは至りません。失速したレースは書き始めるのが億劫なので序章がどうしても長めになります。
***完走記(序章)ここから***
マラソン前日の23日土曜日、天気予報を見ると東日本はほぼ好天で雨の心配は全くない。朝起きてから出発の準備を開始した。日差しがきつそうなので、ランシャツではなく白のランT、下はランパン。アームサポーター、ふくらはぎサポーター、太ももサポーターも用意。前二者はサポーター用途ではなく日焼け防止のためである。
シューズは迷ったが、無難なウェーブマーキュリーにした。インソールは耐衝撃性の高いものを持参したが、厚くてかかとのホールド感が頼りないため、結局使わなかった。
昼前にラーメンライス(カーボローディングのつもり)を食べてから出発。北鎌倉まで徒歩。横須賀線、上野東京ライン、京浜東北線を乗り継ぎ蒲田駅到着。東口に出て猥雑な近道を10分ほど歩くと京急蒲田駅に出る。そこから羽田行に乗り込んだ。自宅から羽田空港まで335円の出費で済んだ(ICカード利用、北鎌倉-蒲田間は通勤定期利用)。
羽田空港でチェックインしてターミナルまで移動、少し待ってから乗機。飛行機は定刻通りに羽田出発。天気がよくてお台場やだだっ広いJR品川駅付近がよく見えた。遠くには富士山も少しだけ見えた。
東京と富山間を陸路で行くと北アルプスを迂回しなければならず、開業した北陸新幹線でさえかなりの走行距離になるのだが、直線距離ならばたかだか250km程度である。1時間程度で行けてしまう空路が断然おすすめである。あえて新幹線開業のメリットを挙げれば、開業により対抗上航空料金が安くなったことである。というわけで、今回の遠征での航空料金は往復19480円で済んだ。
さて、富士山が雲で見えなくなってしばらくすると北アルプスが見えてくる。私は登山好きでありながら北アルプスには詳しくない(メジャーを嫌うひねくれものなので)ので、山の区別がつかないのであるが、せめて後立山連峰くらいは見てすぐにわかる程度になりたいと思う。
そうこうしているうちに海に出て左側に能登半島が見えてくる。左側の窓際席を選んでよかった。そしてぐるっと回って海側から富山空港へ降下。空港は意外に市街地に近くて、危ないんじゃないかと思えるような高度でランディング。よく住民から苦情が出ないものである。
降りてすぐに空港バスに乗り富山駅へ。この間約20分、410円である。近くて安くて便利。やはり富山は空路ですな。
駅前で電車やバスの時刻表をチェック。まず早朝のあいの風とやま鉄道の時刻表を見る。あいの風とやま鉄道とは新幹線開業によりJRが手放して第三セクター化した旧北陸本線である。
わかってはいたが、マラソン事務局からの事前案内の通り、受付に間に合うように富山駅を出る電車は5本しかなく、混雑を嫌うならば5時55発に乗るしかないようだ。一応富山地方鉄道の時刻表も見てきたが、こちらは電鉄黒部駅まで延々1時間もかかってしまうので最初から対象外。新幹線の時刻表も確認。6時35分のはくたか552号がある。これならばわずか13分で黒部宇奈月温泉駅に着いてしまうのだが、如何せん料金が1440円である。
こんなことで悩むならば黒部とか近くの魚津に宿泊すればよいのだが、宿泊キャパシティが小さく予約できなかったのである。
来年の富山方面からの参加者のために、富山から黒部までの移動手段についてまとめておく。
あいの風とやま鉄道:富山→黒部\660(約30分)
富山地方鉄道:電鉄富山→電鉄黒部\810(約1時間)
北陸新幹線:富山→黒部宇奈月温泉\1440(約13分)
帰りの交通手段についてもチェック。帰路の飛行機は富山空港1550発なので富山駅1445の空港バスに乗る必要がある。それに間に合うあいの風とやま鉄道は、黒部発1315か1404。マラソンのスタートは9時ジャスト。3時間35分で走るとして1235フィニッシュ。完走証だの着替えだのなんだかんだで30分、シャトルバスで20分必要、となると黒部駅1315には全然間に合わないではないか。そのあとの1404発だと富山駅に到着が14時半頃になり、空港バスまで15分しかない。お土産を買う時間さえないではないか。
うーん、そういうことを調べてから帰りの飛行機を選べばよかったと思うが、後の祭りなのであった(実際には失速してフィニッシュが遅れたため1404黒部発でもあまり余裕がなかった)。
とにかく明日の行動予定は決まったので、夕食タイム。店探しを兼ねて富山市街地をぐるぐると見物。富山市には路面電車が多数走っている。私は札幌生まれなので札幌の路面電車(市電と呼ばれていた)華やかなりし頃を知っているおり(何しろ古い人間なので)、富山の風景にどこか懐かしさを覚える。写真は新型車両らしい黒い電車、カッケー!
どうも富山は総曲輪(そうがわ)というところが繁華街らしい。地図を見てそう直感した私は徒歩で駅から東側に向かった。市役所の横を通ると展望台が無料開放とある。ちょうど夕陽が富山湾に沈まんとする時刻なので、展望台から見ればきれいだろうと早速展望台へのエレベータに向かったが、この日だけ整備点検でお休みとのこと。残念至極。
さらに東に進むと、途中で運河のような松川という川を渡る。きれいに整備されていて心癒される場所だ。
その西側は富山城の城址。城址といっても一部の建物や石垣が残り風情がある。このメインストリートを城址大通りというらしいのだが、ところどころ分離帯にケヤキ並木のあるところが仙台を思い出させる。富山市、なかなかやるな。
結構歩いてようやく繁華街に着いた。アーケードになっていて、その雰囲気は仙台のそれにも札幌の狸小路にも似ている。ますますやるな、富山市。
さまざまな店が並ぶが、土曜日なので居酒屋は混雑しており一人で入れる雰囲気ではない。そこであれこれ探し回って小さな小料理屋に入った。カウンター6席だけの店である。そこで寿司コースを頼む、もちろん(?)ビールも。お通しから始まり小鉢やお造り、焼き物が出てきて最後にお寿司をいただいた。満足です。瓶ビール2本を飲んでしまったのでやや酔いが回ったまま外に出た(写真はお造り)。
ふと明日の朝食用にコンビニでおにぎりを買うべきことに気づいた。駅方面に戻り、目についたコンビニに入るとおにぎりの棚は空っぽ。そこで気づいたのだが、明日のマラソンのために富山に宿泊する人はかなりいるはずで、彼らは当然朝食用のおにぎりを買うため在庫払底したのだ。あわてて他のコンビニへ。悪い予想は当たりおにぎりはここでも売り切れ。
弱った。無い知恵絞るがやや酩酊状態なので名案浮かばず、あてもなく駅方面へ。そういえば駅構内でもおにぎりを売っていたなと気がつき、鱒ずしなどを扱う土産もの屋さんを覗くと四個だけ残っていた。アサリしぐれを即刻二個購入、360円也。
これで安心できたので、この店の隣にある立山そばに突入。酔いざめのフィニッシュかけそばを頼んで食べた。立ち食いそばにしては美味しい。地方に行くほど立ち食いそばはうまいというオイラの法則の正しさが証明できた。フルマラソン前夜にビール、寿司、そばをガンガン食べていいのかという問題はあるにせよ。
ようやくホテルに帰還。富山に着いてから、ホテル往復、総曲輪まで往復、その他横道への散歩などでずいぶん歩いてしまった。岩本能史著「非常識マラソンマネジメント」によれば、マラソン前日は観光したくても我慢して極力歩かないこととあるのだが、その掟は完全に破られてしまった。まして、昼も自宅-北鎌倉間6kmを歩いている。
ホテルに戻ってシャワー、そしてベッドに入ったが寝付けない。どうも部屋が乾燥しすぎのようだ。チェックインしたときに乾燥防止で濡れ手拭いをハンガーに掛けておいたのだがそれがすでにカンカラカンに乾いている。これはいかんとまた濡らして掛けるが、一瞬寝付けても乾燥のせいで二時間おきに目が覚めた。そのたびにソルティライチを飲んだ。
ぐっすり眠れぬまま4時に目が覚め、もう寝ちゃいられんと思ったので、早すぎるがマラソン準備開始。こんな早朝でもNHKは放送しており、漫談や落語などを見ながら準備をした。ホテルを5時半にチェックアウト。
前夜のビール、寿司、フィニッシュそば、寝不足、歩き過ぎを引きずりつつ0555富山発のあいの風とやま鉄道に乗車。朝から天気良好、日差し強すぎ。
***完走記(序章)今日はここまで***
まだまだ序章で引っ張ります。
今日は筋肉痛の脚をさらに痛めつけるようですが、電車賃節約のため往復徒歩通勤としました。
ラン資金 -5792円(遠征費\26190をマイナス)
月間走行距離 258km
年間走行距離 1269km




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